西京極自主防災会は 減災(自分の命は自分で守る)を基本理念とし、地域防災活動を推進しています。

西京極自主防災会

会長 林 克己

自主防災の取り組みは、地域住民一人一人が地震や水災害等に関する意識を得て、いつ来るかわからない災害被害を少しでも減災出来るよう平常時から訓練などの各種対策を進め、災害時知識を高めておくことが必要です。

もう一つの大切な取り組みは、「人としてのお互いの存在を認め合い、災害発生時には、近隣住民や地域組織等様々なかたちで、互いに助け合えるつながり」が大切です。

たとえば、災害の状況によりますが、行政機関による救援は3日以降と言われています、倒壊家屋に埋もれている人は救えません、阪神淡路大震災においては、70%以上の人が地域住民によって救われています。

大きな災害が発生した時、人の命を救うのは近隣住民の助け合いが大きな力となります。

今西京極自主防災会は、行政機関に頼ることなく、一人ひとりが自ら取り組む「自助」地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」を基本とし、西京極総合防災訓練等での重点項目として取り組んでいます。

災害発生時にはだれも助けに来てくれません、平常時から自分の命を守るための対策、災害時には身近な人の命を救うための近隣情報の共有が大きな減災になります。

今後も西京極自主防災会は各町防災部と行政機関との連携を密にし災害時の減災に向けた取り組みを進めてまいりますので、各町役の皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。